社会保険労務士 福岡事務所/竹中社会保険労務士事務所
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     経営者として、社会保険労務士として、女性(?)として感じた素顔の一部を

     皆様にお伝えできればと思います。  
     




2008/06/17 231掲載  福岡のひとり言32    

  昨晩のことです。
 
  訪問先から帰ろうとしたところ、急に雨が激しく降りはじめたの

  で、タクシーの配車予約をしようと初めてあの「親切なタクシー

  会社」へ連絡してみました。

  少し前までは、めったに阪神間で走っていなかったのですが、

  最近自宅付近で走っている車を見かけます。

  たまたま道で乗れることもあるのですが、一度予約してみたかったのです。

 
  そのタクシー会社のサービスに対する評判は、いろいろ耳にすることがあります。

 
    ビジネスマンにとってはどう感じられるのか、
 
    高齢者の方にとってはどう感じられるのか、
   
    女性の方にとってはどう感じられるのか。


  阪神間でも西宮から西にかけて、高齢者の方のタクシー利用は非常に多いです。
 
  少しお身体が不自由で、近距離でも買物などの日常生活で利用される方、病院への通院手段に利用され

  る方など、街で見かける光景からここ数年非常に増加したと感じます。
 
  ご近所の方々の会話でも、おすすめのタクシー会社については「安心して気持ちよくタクシーに乗れる」こと

  へのこだわりを感じます。

 
  激しく降る雨の中、予約車の運転手の方が玄関先まで傘を差してかけて迎えてくださいました。
 
  傘を差しながら後部座席のドアを開けて、安全に乗るまで確認してドアを閉め、足早に運転席に戻って運転

  されます。
 
  そして、こちらが話しかけることにも愛想よく、きれいな言葉遣いでいながら気の利いた会話で礼儀正しく応

  対してくださいます。

  目的地に着くと、降車の際も後部座席のドアを開けて、雨がかからないよう傘をさしかけて

  「今なら大丈夫ですから。」

  と、到着地の玄関先まで傘をさしてくださいました。

 
  非常に丁寧でスマートな応対、会話の中でも乱れない言葉遣いなど、徹底した教育と会社方針が感じられ

  ます。目的地までタクシーを利用するという行為と目的は同じですが、深夜や雨の日などに利用することが

  多い私には、女性でも安心して快適にタクシーに乗れることは重要なポイントなのです。


  快適な時間と質の高いサービスの提供により、顧客が「できればいつもこのタクシー会社を利用したい!」

  と思えるのは、顧客維持力と顧客拡大力の具体的行動を同時に実行されているからなのでしょう。


  「また、乗りたいな・・・。」 私は見事にはまっています。





2008/06/03 229掲載  福岡のひとり言31    

  お客様先で、最近よく耳にすることがあります。それは、

  「最近入社する人は、全て準備して整えてあげなければ何もでき

  ない」と嘆く声です。
 
  そして「なぜ、このようなミスをしたのか?」とたずねると、必ず自

  分自身の中にある原因を検証するのではなく、自分以外の人や

  物など周囲のことを原因として述べるそうです。

 
  先日、中途入社の方を対象としたミーティングで、担当上司の方が最後にこんなすてきなお話をしていらっ

  しゃいました。

  「上司が求める人材像や、その上の上司が求める人材像と多少のずれが生じることもあります。

  しかし、いずれにしてもその求められる人材像の最低限のレベルにも達していなければ、そのレベルに近

  づけるよう努力するのは自分自身であって、すべてを上司が用意するものではないのです。

  そこがわかっていなければ、目標達成することはできません。」


  共通しているようです。部下の成長をのぞみながら、現実とのギャップに悩む上司の方が多いのでしょう。
 
  ミス防止や改善活動など、いきなり高い目標をたてることも一つの方法かもしれませんが、一つずつ目標

  をクリアして小さな成功体験を積み重ねて、継続的に行えるように自律的に自立サイクルをまわせるよう

  にすることも大切です。

  そして、良い結果には必ず良いプロセスがあります。
 
  プロセスは途中で軌道修正することで、さらに良い結果が生まれるときもあります。
 
  しかし、いちいち上司から確認してもらわないとできないようでは、良い結果も生まれません。

  また、上司の方は「報告をあげなさい!」の一点張りではなく、タイミング良く部下から報告できる仕組み

  をつくることも大切なような気がします。


  そういえば、お取引様でグループ全員が読めるように、就業最後に日報メールを送付するようにしていら

  っしゃる会社がありました。携帯からでもよいそうですが、進捗やトラブル・仕事を進める中で行き詰った

  ことなど、記載することで情報共有することもでき、また、同じような経験をされた方から良いアドバイスを

  タイムリーにもらえる等、良い結果がでているそうです。





2008/05/20 227掲載  福岡のひとり言30    

  4月の診療報酬改定で「4月から診察時間が5分以上になると、料金が

  変わります」という外来管理加算ルールが外来の再診料に導入されて

  います。
 
  「懇切丁寧に診察してもらうため」と厚生労働省は説明しています。お取

  引先様の医療機関でスタッフ研修をさせていただいた際「普通に診察す

  れば5分ぐらいかかるけれども、重要なポイントをおさえて必要なやりとりを行うということを再度見直して

  いきたい。」と院長先生もおっしゃっていらっしゃいました。

  たまたま私自身4月に急な病で短期間入院治療をすることがあり、その後も何度が通院しましたが、診察

  時にお医者様からご説明いただくところ、電子カルテシステムが導入されていて、自ら一生懸命カルテ入

  力をなさるので、いっしょにモニターを見ていてちょっと不思議な感じがしました。

  負傷や疾病で医療機関にかかるとき、患者自身や保護者がまず気になることは、病名やその病状・悪化

  の程度・再発の可能性・投薬や今後の治療計画あたりではないかと思います。

  モニターは患者からも見えるので、入力そのものは横についてくださる看護師さんでもいいのではないか

  なぁと思ってしまうのです。
 
  入力なさる先生に対し、以前のように気軽にご質問できない感じがあり、せっかく専門家である先生に直

  接お話をうかがえるチャンスが活かされていないような気がして少し残念でした。

 
  帰り道でふと我をふりかえって、専門家に問われることは同じだと思いました。
 
  前回、「アカウンタビリティー(説明能力)やコミュニケーションスキル」が求められているという話をいたし

  ましたが、ひと昔前のように「専門家まかせ」ですまされる時代ではなくなりました。

  今やネットやメール等を通じ様々な情報が溢れていますが、似たようなケースに安易に置き換えて解決

  しようとして、トラブルになった後にご相談されることも多いです。

 
  「私の場合は」、「当社のケースでは」、「今回のケースは」ということに加え、ご説明する相手の方に、

  「分かりやすく、かつ、重要なポイントをはずさないように」お伝えすることが本当に求められているのだと

  逆の立場にたって自ら経験し、ますます重要性を痛感、自分にも言い聞かせながら職員にも懇々と言い

  続ける毎日です。





2008/05/06 225号掲載  福岡のひとり言29    

  先日、ある社会保険事務所からの電話に驚きました。
 
  いつもどおり新規設立法人の社会保険加入の手続き書類を管轄

  する社会保険事務所へ提出し、受付していただいた後のことです。
  
  その社会保険事務所の徴収課から弊事務所へ電話がありました。
 

  「社会保険料の振替申請書に記載されている金融機関届出住所

  と適用事業所の住所が違うので引き落とし手続きができません。」
 

  「はぁ?いままでもこういったケースは多く取り扱われてきたじゃないですか。どうして突然そんなことを言

  われるのでしょうか?」 


  新規設立法人の場合は法人口座を開設するにあたり、金融機関届出住所は謄本住所になります。
 
  しかし、謄本住所が必ずしも事務所の住所とは限らず、代表者の自宅住所で登記していることもあります。

  労働保険や社会保険の事業所所在地と登記上の住所とが異なることはよくあることなので、謄本のみで

  なく、事務所賃貸契約書や謄本住所と異なる理由を記載し証した理由書などを添えて、管轄社会保険事

  務所や職安で確認してもらうのです。

 
  「昨年9月までは取り扱ってきましたが、10月以降は内部マニュアルにより、金融機関届出住所と適用事

  業所住所が異なる場合は社会保険料の振替申請ができなくなり、各月納付書によるご納付となります。」

 
  なにやら1件問題が起こったためだそうですが、問題の本質はきちんと実態確認を行わないことではな

  いのでしょうか。事業所が確実に納付できる方法を選択しているにもかかわらず、拒否する理由になる

  のかと疑問に思うのです。

  そして何よりも、今までこういったよくあるケースは振替申請書に金融機関届出住所と、適用事業所所

  在地をわかるように記載するなどで対応されてきたのですから、突然受付しなくなるのであれば、きちん

  と伝えるべきではないかと思うのです。

 
  別の管轄では対応しており、指定する届出様式はまったく変わらず、受理する際も何の説明もないので

  は、何がどのように変わったのかもわかりません。
 
  いったん書類を受け付けたのに、後日連絡してくれば銀行へ連絡して書類を返却してもらうなど追加の

  手間もかかります。

  アカウンタビリティやコミュニケーションスキルが最も求められる時期に「社会保険事務所内部のマニュ

  アルが変更されたので、できません。」では、一般の民間社会ではなかなか受け入れられないのでは

  ないかと思いました。
  


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